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ここでしか手に入らない富士山の食材

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“とれとれ富士山とは”

富士山西南麓は、富士山頂から駿河湾まで約6000メートルの標高差があり、また、富士山からの豊かな湧水に恵まれ、四季折々の多様な食材の宝庫となっております。「合同会社とれとれ富士山」は、その豊かな食材を、生産者がわかる形で一番おいしいタイミングで消費者にお届けし、食材が本来もっている力を感じていただきながら、生産者と消費者の心をつないでいくことに努めています。

弊社の強みは、長年の市民活動で培われた人脈です。富士山麓エリアを中心に、優れた技術とこだわりを持って自社ブランドを構築している生産者をはじめ、自然を大切にした野菜や米作り農家、加工業者、料理人、医療関係者、流通関係者、静岡県・富士市・富士宮市・沼津市の行政関係、学校給食関係など、様々な分野の人脈を、消費者目線、市民目線でつなげています。

また、各分野が連携することで、それぞれの力を最大限に引き出すためのプロデュース事業も行っています。

とれとれ富士山の背景

農業を大切にできる「人」を育てる活動


「食」は私たちの「命の源」であり、心と体を培っている大切なものです。

自然と折り合いながら、より良いものを作ろうと努力している生産者を知ることで、「食べもの」を単なる商品としてではなく「命を育むもの」として受け止める消費者を増やしていくことに繋げます。そして、大きな力に飲み込まれようとしている日本の農業を支える人づくり、地域づくりの小さなモデルを目指します。

活動の母体


「富士市学校給食を考える会」の会長(1987年12月設立~2017年5月)
ふじのくに食の都づくり貢献賞受賞(添付資料あり)
「ふじ食農体験交流協議会」の理事長(2008年 2月設立~)
「NPO法人ふじのくに学校給食を考える会」の理事長(2017年7月設立~

NPO法人ふじのくに学校給食を考える会とは?

「NPO法人ふじのくに学校給食を考える会」は、「富士市学校給食を考える会」の30年間の活動を継承して更に進化させるために設立しました。地域の子ども達を育てる為に「学校給食」を介して多分野の人が協力し合うことで人と人が繋がり、地域コミュニティを創出し、その小さなモデルを全国に発信することで、学校給食の大切さと、地域で共に生きるためのノウハウを伝えていきます。

「富士市学校給食を考える会」は、30年前に富士市の学校給食用食器がアルマイトからプラスチック食器に切り替えられるとき、プラスチック食器の安全性に不安を感じた市民が設立した任意団体です。

その後、学校給食には食器の問題だけでなく様々な問題と課題があることがわかりました。

戦後、日本人の食生活の変化は著しく、食の欧米化が進むだけでなく便利な加工食品が増加しました。親たちは多忙で多様な働き方の中で家庭での食教育力は低下し、伝統的な食生活・食文化の伝承も困難になりました。また、子ども達がスナック菓子やジャンクフードなどを簡単に手に入れられる時代にもなりました。

それと同時に、食べものの生産から消費までが複雑になり消費者には生産者の顔も、生産工程も見えなくなりました。また、食品添加物、食品照射、遺伝子組み換え食品などのバイオテクノロジーの問題、新たな問題も出てきました。
この現状を改善するためには、学校という教育の場で行われている学校給食を、より充実させ、子どもから親へ、そして地域へ「食の大切さ」を伝えていくしか道はないと考え、富士市の学校給食を進化させ、「地域に根差した食教育を可能にする学校給食」の実現を目指した活動を開始しました。

学校給食の形態や運営内容はその設置自治体によって様々で、効率を優先して大型給食センターにする自治体や調理員の人件費を削減するため調理の民間委託を進める自治体もあれば、地産地消の学校給食を柱としてまちづくりを目指している自治体もありますが、全国的には財政難や行政改革を理由にセンター化や調理委託が進む傾向にあります。

幸い富士市は、小中学校全校自校直営方式(各学校に調理室があり、調理も民間委託されていない)の学校給食だったので、まず、この自校直営方式の学校給食を守るところから始めました。学習会や料理教室などで富士市の学校給食の取組をアピールする一方、生産者の顔が見える学校給食の実現を目指し、学校給食現場職員にも積極的に働きかけてきました。さらに市長選のたびに自校直営方式の学校給食の継続を確認してきました。これらの活動の結果、現在も自校直営方式は守られています。

平成18年に設立された「富士市学校給食地場産品導入協議会」は設立過程から当会が関わりました。そして当会も市民団体として加わり、学校給食現場だけでなく、関係行政機関、JA、地方卸売市場、農家、納入業者などが構成団体となって、連携して学校給食における地場農産物の利用拡大を目指し、学校給食における食育に貢献することを目的として活動しています。ともすれば生産から流通、消費まで縦割りになりがちな流れを、当会がコーディネート役を担うことで成果を上げてきたと自負しています。平成24年度には「地産地消優良表彰」で、農林水産大臣賞を受賞するまでになりましたが、行政職員やJA職員等は2~3年で移動となり、行政主導での事業の更なる発展が難しい状態になってきました。

以上のような状況の中でこの取り組みを牽引ていくためには、任意団体である「富士市学校給食を考える会」を社会的に認められた公的な組織にしていくことが必要と考えました。特定非営利活動法人格を取得することで、行政と民間のパートナーシップを強化し、地産地消を大切にした地域活性化を目指します。

学校給食現場と地域の農業、加工流通業をつなげ「食の本来の姿」を伝える仕組みをつくることで、命の源である食に感謝し、地域を愛する子ども達に育ち、10年後、20年後には地域を支える人材に成長してくれることを願って活動していきます。
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