“桑原さんのオリジナル高級豚肉　LYB豚とセレ豚”

口どけの良さは、脂肪の融点がチョコレートと同じで、口に入れたとたんに脂の甘みと旨味が、今までの常識を超えてひろがります。肉の美味しさの要素は、餌が25％、環境が25％、そして遺伝的要素が50％と言われています。

LYB豚とセレ豚は、世界中の原種豚の特性を知り尽くした養豚研究家の桑原さんが、美味しい遺伝的要素を組み合わせて作った最高傑作です。LYB豚（ルイビ豚）は、豚の原種であるランドレース(L）、ヨークシャー(Y）、バークシャー(B）の長所を生かして、くせのない女性的で繊細な味わいに仕上げています。

セレ豚（しずおか食セレクション認定商品　平成27年）は、満州豚の遺伝子を交配させることで、男性的で力強い味わいの豚肉になりました。いずれも、世界中の原種を持っている桑原さんの農場（富士農場サービス）で育てられているオリジナル豚です。

豚の人工授精の権威者として農林水産大臣賞も受賞している桑原康さんは、世界中の優れた豚の原種を集め、豚の精液を10,000本以上冷凍保存している世界的に有名な豚博士です。

希少小型満州豚を旧陸軍から1942年に近江氏が貸与され、原種保存してきたものを、1972年に新妻氏が引き継ぎました。しかし、2011年の東日本大震災により福島県での飼育を断念。富士農場サービスの桑原氏に託しました。桑原さんは、満州豚の味は濃厚で栄養価も高い利点と小型で成長が遅く歩留まりの悪い欠点を加味しながら、よりよい品種に改良してセレ豚にたどり着きました。

常に最高の豚の開発・育成を目指している富士農場サービスは、富士山朝霧高原にあります。育種用の種豚も出荷しているので、徹底的な衛生管理、安全管理のもとで1頭1頭のトレーサビリティーを明確にして育てています。

セレ豚は、しずおか食セレクション認定商品（平成27年）